sanada139– Author –

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「我々はもう一度勝てる」とロシアは言う(上)戦争と歴史問題について その2
林信吾 (作家・ジャーナリスト) 【まとめ】 ・ 第二次世界大戦に対する認識によって戦争の終わりを記念する日が異なる。 ・英国では8月15日の「VJデー」より、5月8日の「VE Day=Victory in Europe Day ヨーロッパ戦勝記念日」の方が、国民の大きな関心事となっている。 ・ロシア人女性にソ連邦時代の思い出についてインタビューを行った。... -
日本と韓国「歴史問題がどうも決着しない」深い訳 「死ねば水に流す」日本「死んでも許さない」韓国
戦後77年目を迎え、日本を取り巻く外交環境は激変した。バイデン政権の意向もあり、韓国の新政権と岸田政権の歩み寄りが取りざたされる中、日韓の歴史問題はどのようにすれば乗り越えることができるのだろうか? これに答えるのが、「最強の働き方」「一流の育て方」などのベストセラーでもよく知られ、日本で最も有名な在日コリアンの1人で... -
「北条側の頼朝暗殺説は捨てきれない」歴史研究者が感心した「鎌倉殿」の見どころとは?
頼朝亡き後、さらに壮絶な殺し合いが始まる――。ともに東京大学史料編纂所教授の本郷和人氏と本郷恵子氏による対談「『鎌倉殿』の死生観」(「文藝春秋」2022年8月号)を一部公開します。 ◆◆◆ 三谷脚本ならではの魅力とは? 本郷和人(以下、和人) NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が後半戦を迎え、編集部から2月号に続いて夫婦対談の依頼があ... -
織田信長「実は保守的」カリスマ像が揺らぐ事情 長篠の戦いで「鉄砲三段撃ち」はなかった?
近年研究が進み目覚ましく変わる日本史の記述。革新的なアイデアと戦術で天下統一に野心を燃やした戦国きってのヒーロー・織田信長も、これまでのイメージとは異なる姿が最新の研究から浮かび上がってきました。今回は歴史好き芸人・房野史典氏とNHK歴史探偵でおなじみ河合敦氏の共著『面白すぎる! 日本史の授業』より、教科書では教えても... -
「歴史探偵」と「鎌倉殿の13人」がコラボ 制作統括がキャスティング理由などを語る
佐藤二朗と山本耕史が「歴史探偵」で共演 7月20日(水)放送の「歴史探偵」(毎週水曜夜10:00-10:45、NHK総合)は、「鎌倉バトルロイヤル」と題して大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)とコラボレーション。同番組のMCで、「鎌倉殿の13人」では比企能員を演じる佐藤二朗と、ゲストとして三浦義村役の山本耕史が登... -
「護る」だけでなく、歴史の産物をどう活かすか 文化遺産を正しく活用すれば、 地域をつなぐアイデンティティとなる
文化遺産が街の魅力になれば 保存コストは負担ではなくなっていく 世界中に点在する、さまざまな文化遺産。日本では「文化財」と呼ばれることも多いが、こういったものを活用して、街の魅力にしていこうという動きが高まっている。 その成功例を挙げるなら埼玉県川越市だろう。江戸時代の城下町の面影を残す文化財が多数並び、「小江戸」と呼... -
コーエーテクモ、歴史シミュレーション最新作「信長の野望・新生」を発売
コーエーテクモゲームスは7月21日、歴史シミュレーション「 信長の野望・新生 」を発売した。対応機種はWindows(Steam)、PlayStation 4、Nintendo Switch。通常版の価格は、パッケージ版とダウンロード版ともに1万780円(税込)。 本作は同社が展開している「信長の野望」シリーズ最新作で、シブサワ・コウ40周年記念作品。シリーズでは初... -
歴史探偵:「鎌倉殿の13人」コラボSP 頼朝死後の権力争いを徹底調査 “三浦義村”山本耕史も登場
7月20日午後10時から放送されるNHKの歴史番組「歴史探偵」(総合)は、「鎌倉バトルロイヤル」と題し、同局の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)とのスペシャルコラボを放送する。 「鎌倉殿の13人」で三浦義村を演じている山本耕史さんがゲスト出演し、比企能員を演じている“探偵所長”の佐藤二朗さんとトーク... -
暗殺者・善児の誕生秘話とは?『鎌倉殿の13人』×『歴史探偵』で読み解く三谷脚本の凄み
本日20日に放送されるNHKの歴史情報番組『歴史探偵』(毎週水曜22:00~)は、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』とコラボ。「鎌倉バトルロイヤル」と題して放送される。比企能員役の佐藤二朗が探偵所長を務めている同番組に、三浦義村役の山本耕史がゲスト出演。『鎌倉殿の13人』のストーリーと『歴史探偵』の内容との違いに2人は驚きを隠せなかったよ... -
「歴史探偵」三谷大河“新境地”山本耕史が緊急ゲスト「鎌倉殿の13人」後半予習SPは「ネタバレの劇薬」
俳優の佐藤二朗(53)が所長(MC)を務めるNHK総合「歴史探偵」(水曜後10・00)は20日、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)とのコラボレーションスペシャル。主人公・北条義時(小栗旬)の盟友・三浦義村役の俳優・山本耕史(45)を“緊急”ゲストに迎える。 <※以下、ネタバレ有> ドラマは今月17日放送の第27話から新章... -
暗殺者・善児の誕生秘話とは?『鎌倉殿の13人』×『歴史探偵』で読み解く三谷脚本の凄み
本日20日に放送されるNHKの歴史情報番組『歴史探偵』(毎週水曜22:00~)は、大河ドラマ『 鎌倉 殿の13人』とコラボ。「 鎌倉 バトルロイヤル」と題して放送される。比企能員役の佐藤二朗が探偵所長を務めている同番組に、三浦義村役の山本耕史がゲスト出演。『 鎌倉 殿の13人』のストーリーと『歴史探偵』の内容との違いに2人は驚きを隠せなか... -
ファミコンより長い歴史! 「信長の野望」誕生から40年突破へ なぜ人気なのか
「信長の野望・新生」の公式サイト 織田信長や武田信玄などの戦国大名になりきって、天下統一を目指す人気ゲーム「信長の野望」。シリーズ第1作が発売されたのは、任天堂の家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」が登場する数カ月前の1983年3月のこと。40年近い歴史があります。21日に発売される最新作「信長の野望・新生」は、本編シリー... -
20日放送「歴史探偵」に山本耕史出演!「鎌倉殿の13人」で共演の佐藤二朗と「鎌倉バトルロイヤル」トーク
20日午後10時から放送される歴史教養番組「歴史探偵」(NHK総合)に、現在放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で主人公の盟友役を演じる俳優の山本耕史がゲスト出演。番組の「探偵所長」を務め、同じく「鎌倉殿」に出演中の佐藤二朗とともに「鎌倉バトルロイヤル」と題したトークを繰り広げる。 歴史上の事件について現地調査や科学... -
異色のコラボが実現!『戦争は女の顔をしていない』×角川まんが学習シリーズ『世界の歴史』特設ページ公開
監修者同士の応援コメントが到着 株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区富士見)は、マンガ『戦争は女の顔をしていない』および角川まんが学習シリーズ『世界の歴史』の特設ページを開設しました。 [画像1: https://prtimes.jp/i/7006/10868/resize/d7006-10868-f77ff9923cb748b01b10-0.jpg ] [画像2: https://prtimes.jp/i/7006/1... -
旭将軍義仲が主題の屛風、長野県立歴史館が購入 24日まで特別公開
「木曽義仲合戦図屏風」 県立歴史館(千曲市)は15日、武将木曽義仲が登場する平家物語の場面を描いた江戸初期の屏風(びょうぶ)「木曽義仲合戦図屏風」を購入したと発表した。江戸時代以前に義仲を主題にした屏風は全国に6作あり、作者がはっきり分かるものはこの1作のみという。24日まで特別公開している。 縦160・5センチ、横3... -
総数330以上!『信長の野望・新生』歴史イベントに関する最新情報が公開
コーエーテクモゲームスは7月15日、シブサワ・コウ40周年記念作品「信長の野望」シリーズ最新作『信長の野望・新生』[PC(Steam)/PlayStation 4/Nintendo Switch]について、“歴史イベント”の最新情報を公開した。本作の発売日は2022年7月21日で、価格は1万780円。 また、公式サイトでは発売日まで毎日、注目の登場武将を紹介... -
総数330以上!『信長の野望・新生』歴史イベントに関する最新情報が公開
コーエーテクモゲームスは7月15日、シブサワ・コウ40周年記念作品「信長の野望」シリーズ最新作『信長の野望・新生』[PC(Steam)/PlayStation 4/Nintendo Switch]について、“歴史イベント”の最新情報を公開した。本作の発売日は2022年7月21日で、価格は1万780円。 また、公式サイトでは発売日まで毎日、注目の登場武将を紹介... -
歴史や文化をクイズで学ぼう!QuizKnock(クイズノック)とコラボレーションし「膝栗毛クイズ」を配信
夏休みにぴったりな自由研究シート(小学校教諭監修)も配布 株式会社膝栗毛(代表取締役社長:米田大典)が運営する、スマートフォン向け歩き旅アプリ『膝栗毛 | HIZAKURIGE』(以下本サービス)は、東大発知識集団『QuizKnock(クイズノック)』とコラボレーションし、“学校では教えてくれない”日本橋・品川エリアの歴史や文化に... -
【日本最古を探せ】キリシタン弾圧の歴史と奇跡の瞬間を伝える「大浦天主堂」
「日本最古」のスポットは史跡・名勝だけでなく、日常の意外なところにも潜んでいるものです。ホテルや遊園地、喫茶店など、数百年の時を重ねながら現在まで脈々と続く、歴史ある場所やコト、モノを発掘してみました。今回は日本最古の教会建築「大浦天主堂」を紹介します。 ■あわせて読みたい 【日本最古を知る旅】いまこそ見ておきたい建築... -
ロシアがヨーロッパではない「歴史的な根源」 西欧はいつからロシアに脅威を感じているのか
ロシアと西欧は、歴史上ときに接近しつつ、衝突を繰り返してきた。両者の複雑な関係は何に起因するのか。西欧人はロシア、そしてアジアをどう見ているのか。マルクス研究者の的場昭弘氏が、『「19世紀」でわかる世界史講義』で歴史的、文化的、宗教的観点から解説している。 ヨーロッパから見た「アジア」とは、どこから先のことを指すのでし... -
歴史で習う「西郷隆盛は征韓論者」がどうも違う訳 武力を背景にした強硬路線に異論を唱えていた
倒幕を果たして明治新政府の成立に大きく貢献した、大久保利通。新政府では中心人物として一大改革に尽力し、日本近代化の礎を築いた。 しかし、その実績とは裏腹に、大久保はすこぶる不人気な人物でもある。「他人を支配する独裁者」「冷酷なリアリスト」「融通の利かない権力者」……。こんなイメージすら持たれているようだ。... -
源頼朝はなぜ、2度にわたって娘・大姫の入内を画策したのか? 歴史家が見る『鎌倉殿の13人』第24・25話
部下を次々に粛清し、娘・大姫の入内工作を画策する源頼朝。その動機はいずれも「後継者問題」だった! 『頼朝と義時』 (講談社現代新書)の著者で、日本中世史が専門の歴史学者・呉座勇一氏が、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の放送内容をレビューする本企画。今回は、先週放送の第24話「変わらぬ人」、昨日放送の第25話「天が望んだ男」... -
「朝鮮」という呼称に潜む歴史的真実…決して「朝陽の鮮やかなるところ」ではなかった 民族と文明で読み解く東アジアの成立ち
国際情勢を深層から動かしてきた「民族」と「文明」、その歴史からどんな未来が見える? 中国とインドの台頭により、アジアの歴史や文化に関する知識は今や必須の教養となった。しかし教科書が教えてきた中国中心の見方では、アジア史のダイナミズムは理解できない。考古学や遺伝子学を含めた学術研究の進歩も、こうした史観に対して再考を求... -
新必修科目「歴史総合」開始は「知の更新」の好機だ 衣食の話題など、29の角度から見る近現代史
今年度から高校に「歴史総合」という必修科目が登場した。ざっくり言えば、従来の日本史Aと世界史Aを足して2で割ったような、主として近現代を学ぶ科目だ。世界史は必修でなくなり、これまでの日本史B・世界史Bに相当する「日本史探究」や「世界史探究」は、「歴史総合」履修後に取り組むことになる。 とはいえ、単に足して2で割ったわけでは... -
日本で初めてセーラー服を着用した学校は? 歴史学者が明らかにしたセーラー服の100年
日本で最初にセーラー服を着用した学校はどこか。日本大学商学部准教授で歴史学者の刑部芳則(おさかべ・よしのり)さんは、旧制の高等女学校(現在、その多くは新制高校に継承)の記録など膨大な史料にあたって検証し、セーラー服の起源校を明らかにした。刑部さんは新刊『セーラー服の誕生』(法政大学出版局)のなかで、その研究成果をま...