大河「真田丸」何故?幸村ではないのか

大河真田丸
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三谷氏「真田丸」について語る

2016年1月3日(日) 18時50分掲載のyahooニュースに、NHKの大河ドラマ「真田丸」に関してのものがありました。
タイトルは、
12年ぶりに大河の脚本を執筆する三谷氏が、「真田丸」について語っています。
たいへん興味深いです。
主人公の呼び名を幸村ではなく「信繁」にしていることに関しては、
三谷氏は「僕一人の意志で決まったことではない」と前置きしつつ、
「僕なりの思いを言うと、可能なかぎり史実に沿って書こうと思った時に、主人公の名前は信繁でなければならなかった」
ときっぱり。(記事抜粋)
とあります。
至極、最もな、ご意見であるように思います。
当ブログでもこれについて、
という記事を投稿していますので、あわせてご覧下さい。
※現在も脈々と続いている真田家のご子孫の方も、幸村/信繁、は「どっちでもいい」問題なのだそうです。
三谷さん(スタッフ含め)が劇中「信繁」で通すことは史実に沿ったことで、理に適っていることですし、
世の中で「幸村」の名前が通っていることは、幸村=信繁と呼ばれている人物の、ファンタジーを呼び出してしまった
あまりに劇的な人生。の賜物だと思います。
だから、ご子孫の「どっちでもいい」(※どうでもいいという意味ではないと思います。)となるのではないでしょうか。
記事には、他にも
「信繁は、死に花を咲かせるためではなく、あくまでも勝つつもりで大阪城に入ったと思いたい。ひょっと したら、夏の陣は豊臣方が勝つんじゃないかと思ってしまうような、それぐらい希望に満ちたクライマックスを描きたいと思っているんです。まだ書いてもいな いのに、こんなことを言うのもなんですが、かなり最終回は盛り上がるはずです」と自信をにじませた。
とあります。
歴史物語。大河の面白さは、歴史であるがゆえ先のストーリーを皆が知っていること。
真田信繁という最上の素材を得た三谷幸喜さんが、今回はどのようにドラマとして展開してくれるのか。
「真田丸」は1月10日、いよいよスタートです。

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