望月六郎~火薬と爆弾のプロ~

真田十勇士の望月六郎
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真田十勇士の望月六郎

真田忍者のルーツ、滋野三家につながる望月家の六郎は火薬のプロ

真田十勇士のメンバーのうち、海野六郎の海野氏・根津甚八の根津氏(祢津・禰津とも)と並んで、いわゆる真田家の出自を語るうえで欠かせないのが望月氏。その望月氏の名を持つのがこの望月六郎です。

モデルになったと言われるのは、望月宇右衛門、望月甚左衛門、望月卯兵衛、望月卯左衛門幸忠など諸説あり。いずれにしても実在の人物。

忍術の中でも特徴的な一つが火薬・爆弾での攻撃。六郎は十勇士のメンバーの中でも、その火薬・爆弾のプロとして活躍します。

 

また、海野六郎と同じく、幼いころから幸村の小姓として付き従い、幸村の嫡男・大助誕生後は、大助の後見役に命じられるほど幸村の信任も厚かったメンバー。

 

幸村の九度山蟄居生活時代には、同行して留守居役になっています。

この時、海野六郎は諜報活動に出ていますが、同じく、忍者の基本・諜報活動が得意な望月六郎は九度山に残っていたのでした。

理由は大筒や爆弾をつくるため。

「真田三代記」には地雷火(じらいや:その名のとおり地雷です)を使って敵を攻撃するシーンが何度も登場。

また、大阪夏の陣では「一貫目筒」(一貫目は約86mm)という武器を使用して、徳川家康を狙撃するなどします。

 

 

 

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