「歴史探偵」三谷大河“新境地”山本耕史が緊急ゲスト「鎌倉殿の13人」後半予習SPは「ネタバレの劇薬」

「歴史探偵」三谷大河“新境地”山本耕史が緊急ゲスト「鎌倉殿の13人」後半予習SPは「ネタバレの劇薬」

俳優の佐藤二朗(53)が所長(MC)を務めるNHK総合「歴史探偵」(水曜後10・00)は20日、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)とのコラボレーションスペシャル。主人公・北条義時(小栗旬)の盟友・三浦義村役の俳優・山本耕史(45)を“緊急”ゲストに迎える。 <※以下、ネタバレ有> ドラマは今月17日放送の第27話から新章第2章に突入。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝(大泉洋)亡き後、苛烈な“権力闘争(バトルロイヤル)”が展開される。 今回の「歴史探偵」は曽我兄弟の敵討ちに秘められた北条時政の野望、電光石火の比企能員暗殺事件などを徹底調査。能員役の佐藤&山本のトークとともに、後半の“予習”には最適の回となる。「鎌倉殿の13人」の清水拓哉チーフ・プロデューサー(CP)は「ドラマの世界を何倍にも深く楽しんでいただける一方、ネタバレの劇薬でもあります(笑)。視聴者の皆さんは是非お覚悟の上、服用してください」とPRした。 義村は終盤のキーパーソン。「歴史探偵」の河井雅也チーフ・プロデューサーは「山本さんが調査VTRにどのような反応をされるのか。その山本さんのリアクションを受けて、二朗さんがどのようなトークをされるのか。調査VTRとドラマにご出演中のお二人の“化学反応”を、視聴者の皆さんに楽しんでいただきたいと思いました」と山本のキャスティング意図を説明。 MCとしての佐藤の魅力については「例えば山城を取り上げた時、専門的になってしまったVTRに“これって、城なの?”と。より番組が分かりやすくなって、より多くの人に届いていく形になるのは、二朗さんのおかげだと思います」と感謝した。 「鎌倉殿の13人」は、稀代の喜劇作家にして群像劇の名手・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。 土方歳三役の「新選組!」、石田三成役の「真田丸」に続き、山本は“三谷大河”皆勤賞。清水CPは「三浦義村は北条義時の生涯の盟友と言いつつ、ただ単に二人三脚で同じ方向を向いて歩いていたかというと、どうもそうではない人物。近藤勇(香取慎吾)命の土方歳三ともちょっと違いますし、同じ策士といっても、豊臣秀吉(小日向文世)への忠義を貫いて泥をかぶることもいとわない石田三成ともちょっと違います。義村は、実はエゴイストな部分もある人ですから。そういう意味で“三谷大河における新しい山本耕史”を見たいと思いました」と起用理由を説明。 「もともとは三浦より余程勢力の弱かった北条の隆盛を横で見ていく時、たぶんアンビバレントな感情があったと思うんですよね。その辺も見事に演じてくださっています」と絶賛した。

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