「歴史探偵」にリーゼント刑事登場 実朝暗殺を捜査で公暁の「劇場型単独犯」唱える

12日にNHKで放送された「歴史探偵」に、“リーゼント刑事”こと、元徳島県警警部の秋山博康氏が登場。源実朝暗殺について「劇場型単独犯」と推測。ネットも突然のリーゼント刑事登場に沸いた。 この日の「歴史探偵」は、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも話題の源実朝を特集。実朝は鶴岡八幡宮で、源頼家の息子・公暁に暗殺されるが、謎が多いことから、さまざまな説が飛び交っている。 そのため、創価大の坂井孝一教授と、秋山氏がタッグを組み、秋山氏は警察の視点で実朝暗殺を分析。MCの佐藤二朗も「これ、初ですね。元刑事にやってもらうのは」と興味津々だ。 実朝暗殺の黒幕として“容疑者1”とされているのが北条義時。「吾妻鏡」には、義時は実朝の警護責任者として追随していたが、八幡宮に入って急に体調不良を訴え帰宅したとある。 まず秋山氏は刀を持った人物から実朝を守るには「(自分が)盾になって守る。そして安全な場所へ確保」と指摘。そして警護責任者の義時が急に帰宅したことにも「全然ダメです。私も42年警察官やってきて、要人を守る使命があれば、ドタキャンは100%ない」などと語った。 坂井教授は、「愚管抄」によると、実朝が義時に「山門で待て」と指示を出したとあることから、義時の黒幕説は「ほぼゼロ」と説明。 さらに公暁の乳母夫で、実朝、義時同時に打てば鎌倉幕府を牛耳れる「容疑者2」とされる三浦義村についても、実朝の母である北条政子との関係などから、専門家は義村の黒幕も考えにくいと指摘。 公暁は実朝を討ち取った後、大石段を駆け上がり、首を掲げて「父の敵を討ち取ったぞ」と叫んだとされる。これにリーゼント刑事は「単独犯」と指摘し、坂井教授も見解一致。さらに「首をみんなに見せたと。今でいう劇場型犯罪」と述べ「普通の殺人ではない」と語っていた。 「歴史探偵」には似つかわしくないリーゼント刑事の登場にネットも「元徳島県警のリーゼント刑事が歴史探偵とこんなに相性がいいとは予想してなかった」「リーゼント刑事『公暁の単独犯、劇場型犯罪』さすが!」「リーゼント刑事と坂井先生が見解一致!まさかの!」「よ!!待ってました!!リーゼント刑事!」「リーゼント刑事笑 実朝目当てで観たのに全然頭に入らないインパクト」など、反響を呼んでいた。

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