株式会社ダイヤモンド社 組織のリーダーが、歴史上の人物の言葉を通してビジネスの問題を解決できるようになる!『リーダーは日本史に学べ 武将に学ぶマネジメントの本質34』(増田賢作:著/小和田哲男:監修)が2024年6月12日にダイヤモンド社から発売されます。 増田賢作:著/小和田哲男:監修 『リーダーは日本史に学べ 武将に学ぶマネジメントの本質34』 ダイヤモンド社刊 ■歴史は“人類最大の知的資産”! 本書はあらゆるリーダーに向けたマネジメントの指南書です。ここで言うリーダーとは、企業の経営者、中間管理職、チームリーダー、さらにはアルバイトリーダーなど、組織の規模を問わず、目標達成に向けてメンバーを導くすべての人を指します。リーダーに求められる3か条とは、 1.方針や計画を立て、組織が進むべき方向を示す 2.1に基づいて、「人」「モノ」「お金」「情報」をどのように使うのかを決める 3.2に基づいて、成果を生み出す であると著者は言います。しかし、この3か条を実現しようとする過程で、リーダーはさまざまな問題やトラブルに直面し、悩むことがあります。その際、どのようにして問題解決に向かうべきか? その答えは「歴史」にあります。著者が経営コンサルタントとして経営者や管理職が抱える問題や悩みに日々耳を傾けていると、現代のリーダーたちが抱える悩みは、歴史上のリーダーたちが直面したものと本質的に変わらないことに気づいたといいます。つまり、歴史は長い人類の営みのなかで、成功したことも失敗したことも、その原因も含めて学ぶことができる“人類最大の知的資産”なのです。 本書は、「人」「モノ」「お金」「情報」「目標」「健康」の6つの観点から、現代のリーダーの悩みとその解決方法を、歴史上のリーダーの考え方と行動から紹介。19世紀にドイツを統一した宰相ビスマルクは「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と語ったとされますが、本書は、現代を生きるリーダーたちへ、ビジネスに活かせる歴史の知恵を届ける1冊です。 ■CONTENTS(一部抜粋) 第1章 人を動かすリーダー力 「自分ができることを部下ができず、イライラしてしまいます」 ⇒「部下の長所を活かしてこそ、名リーダーというものだ」北条氏綱 「若くして出世した自分に対する先輩や上司の警戒心を感じます」 ⇒「実績をあげて出世する者ほど、上司に気をつかうべきだ」伊達政宗 第2章 モノは知恵で活かされる 「新しいことに挑戦しようとすると、いつも反対する人がいます」 ⇒「内部はもちろん、外部に味方がいないか探してみよ」島津斉彬 「社内の感情的な抵抗からM&A(合併・買収)が進みません」 ⇒「ほんならお互いが強みとするものを出し合ってみるぜよ」(坂本龍馬) 第3章 お金は後からついてくる 「なかなかコストを抑えることができません」 ⇒「周りから失笑されるくらいの倹約をしてみよ」徳川家康 「来店するお客さんが少なく、来店しても買ってくれない」 ⇒「お客さんに喜んでもらえることを考えよ」三井高利 第4章 情報を活かした者が勝負を制する 「一致団結して部下に動いてもらいたいのですが……」 ⇒「感情と筋道を組み合わせて話をしてみてはどうでしょう」北条政子 「組織としてやるべきことが決まっていても、なかなか部下たちをまとめて動き出せません」 ⇒「天下をとりたければ、ちょっとでも早く動くことだ」豊臣秀吉 第5章 目標は言葉に表して、実現に向けて動くのみ 「保守的な現状維持の意識が働き、挑戦的な目標を考えられません」 ⇒「広い視野をもって挑戦的な目標を設定し、言葉に表すことだ」織田信長 「長年の友人だと思っていた同僚と、今後の目指すべき姿について意見がくい違っています」 ⇒「ほんのこての友なら、忖度せずに信念を貫くべきでごわす」大久保利通 第6章 健康を優先しない者に優れたリーダーはいない 「健康の不安がありますが、連日のように飲み会があります」 […]
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