グラフィック社は、書籍『ドラァグ 「自分を信じる」という生き方』を、2025年1月に発売いたします。 『ドラァグ 「自分を信じる」という生き方』書影 異性装が活気に満ちていた古代から、ジェンダーが流動的かつ複雑な現代に至るまで、ドラァグの歴史とそれぞれの時代を築いてきたドラァグクイーン&キングのストーリー リアリティ番組『ル・ポールのドラァグ・レース』で人気を集め、エミー賞を獲得し、ルッククイーンとも呼ばれたドラァグクイーンに脚光があたり、自分らしく生きられるようになった現代。そしてジェンダーの多様化と複雑化で、その存在を実感する機会も増えています。 しかし歴史を紐解けば、ドラァグは古代より時代を築いてきた存在で、いつの時代もジェンダーは多様であり複雑だったことを知ることができます。本書では、ドラァグの歴史をクイーンとキングに注目しながら振り返り、その生き様とドラァグの真髄に迫ります。LGBTQ+への理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。 本書イメージ 歴史におけるドラァグ ポップスタードラァグ ポップスタードラァグ ラディカルドラァグ ラディカルドラァグ <目次> はじめに/第1章 グラマードラァグ/第2章 アートドラァグ/第3章 ブッチドラァグ/第4章 ブラックドラァグ/第5章 歴史におけるドラァグ/第6章 コメディドラァグ/第7章 ポップスタードラァグ/第8章 映画におけるドラァグ/第9章 ラディカルドラァグ/参考文献/索引/クレジット <著者プロフィール> サイモン・ドゥーナン 作家、ドラァグ愛好家。TV やラジオのコメンテーターとしても活躍するほか、エミー賞にノミネートされたNBC のシリーズ『Making It』の審査員を務める。また、バーニーズ・ニューヨークのクリエイティブ・ディレクターとしてCFDA 賞を受賞してもいる。 frida people(フリーダ ピープル)/翻訳 日本出身のドラァグアーティスト。ビクトリア大学大学院にて多文化コミュニケーションと応用通訳を学ぶ。アオテアロア(ニュージーランド)を拠点に、ドラァグでデモなどに出没するほか、ウェリントンのバーやチャリティー、選挙イベントなどで、家父長制粉砕、パレスチナ解放、セックスワーク、入管解体などをテーマにパフォーマンスを行う。(they / them) <書籍情報> 『ドラァグ 「自分を信じる」という生き方』書影 書名: ドラァグ 「自分を信じる」という生き方 著者:サイモン・ドゥーナン 翻訳:frida people 発売日:2025年1月 仕様:A5変 並製 […]
目次