大河「真田丸」– tag –
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明石全登(たけのり・ジュスト)
大坂の陣(豊臣方)【謎多き戦国の武将・明石全登】 播磨を支配した名門・赤松氏の支流にあたるとも言われる備前明石家。明石行雄(※景親とも)の子として生まれたとされる明石全登ですが、実際のところ、その生年や、全登という文字の正しい読みなど不明な点の多い人物。キリシタンであったとされています。(※全登は、たけのり、おしとう、ぜんとう、てるずみ... -
政宗のずんだ餅(政宗の多彩)
真田丸を楽しむポイント大河・真田丸、白装束での登場シーンや名物・ずんだ餅を「天下餅」とかけて秀吉とともにつくシーンなど、何かと話題の独眼竜・政宗。歴史的エピソードも秀吉と並んで、たいへん多い政宗の多彩な才能をご紹介します。(※かなりたくさんありますので、あくまでこちらは第1弾。) 政宗の重臣・片倉小十郎重長(重綱)が、信繁とはたいへん縁深い... -
伊達政宗~その半生と野望・秀吉臣従まで~
真田丸を楽しむポイント【コンプレックスに悩んだ少年時代】 永禄10(1567)年、父・輝宗と母・義姫(保春院)の間に、伊達家の嫡男として米沢城に生まれたとされる政宗。幼名は梵天丸と言いました。 4歳(※諸説あり)のころに天然痘を患ったせいで右目を失明。そんなこともあってか、幼少のころは気弱な性格であったと伝わっています。 そして、政宗が8歳のころに... -
豊臣秀次と秀勝、秀保。その父・弥助。
豊臣家の人々叔父・秀吉が出世、天下人となったことでその運命を翻弄された兄弟とその父親。かれらの人生とはどのようなものだったのでしょうか。 【父・木下弥助(三好吉房)】 秀吉(木下藤吉郎)の姉・とも(瑞龍院・日秀尼)を妻として、その間に秀次、秀勝、秀保をもうけました。弥助の出自については諸説あり(というか記録が残っていない)... -
第25回「別離」
真田丸ストーリーNHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第25話「別離」 天正18(1590)年北条家が滅亡し、名実ともに天下統一を成し遂げた豊臣秀吉。その翌年、お捨は「鶴松」と名を改め、三歳を迎えます。しかし、病となり重篤な状態になってしまうのでした。 その鶴松がいる淀城は、古くからあった城を茶々の産所として修復したもの。この城には絶えず見... -
宇喜多秀家
豊臣家の人々元ジャニーズの高橋和也さん演じる、宇喜多秀家。同じく岡本健一さん演じる、毛利勝永も配役が発表されており、中年世代には懐かしい「男闘呼組」の共演が地味に実現しています。(岡本健一さんは現在もジャニーズ事務所・所属)。真田丸での宇喜多秀家は、どんな些細なこともおろそかにしない、熱血漢。「大坂城の松岡修造」となるらしく、... -
毛利勝永
大坂の陣(豊臣方)【牢人五人衆のうちのひとり、毛利勝永】 大河「真田丸」では岡本健一さん演じる毛利勝永。(今回の大河では初のジャニーズ登場?)大坂城に入城した牢人(浪人)のうち、元大名、もしくは大名格のものを「大坂五人衆」と呼び、勝永はその中の一人にあたります。 ※余談ですが、浪人(ろうにん)はもともと、戸籍に登録された地を離れて他国を... -
氏政、徹底交戦の理由~北条氏政③~
真田丸を楽しむポイント歴史上、初の戦国大名とも言われる、後北条氏の初代・北条早雲(伊勢宗瑞)から始まる、関東・北条家。 群雄割拠、戦乱の最中にありながら100年にわたり、民を慈しむ善政をしく国家を建設しました。 その北条家も5代氏直(実質的支配者は氏政)の時代、秀吉に滅ぼされてしまいます。その際には、講和派であったと言われる当主・氏直と、あく... -
千利休、切腹の謎
真田丸を楽しむポイント切腹を命じにきた秀吉の使者に対して、全く動じず利休は静かに口を開いて言ったといいます。 【「茶室にて茶の支度が出来ております」。】 しかし、切腹を命じられた真相については諸説あり、本当のところはわかっていません。 一般的に言われている説には、 ● 秀吉が利休の娘に近待するよう要求したが拒否されたという説 ● 利休が... -
第24回「滅亡」
真田丸ストーリーNHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第24話「滅亡」 信繁の腕を取り、蔵に身を隠す小山田茂誠。(松が行方不明になった後、小山田家の縁を辿って北条家に拾われていました。) 数年ぶりの再会を果たす二人ですが、松の無事を伝える間もなく、板部岡江雪斎に急がされて氏政のいる奥へと進む信繁でした。 【氏政と対面、降伏を説得... -
第23回「攻略」
真田丸ストーリーNHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第23話「攻略」 いよいよ、北条攻めが秀吉の天下の軍によって行われることとなりました。 その大軍勢の陣立てを任されるのは石田三成。持てるだけの知識を駆使し、諸大名が集合する軍議にでます。 三成の采配は、総大将に近江中納言秀次(豊臣秀次)、その後見役に徳川家康。軍勢を二手に分け、秀次の... -
第22回「裁定」
真田丸ストーリーNHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第22話「裁定」 【『真田丸』沼田裁定の幕開け! 判事役・秀吉が下す判決は…】 前回放送の第21話で、秀吉(小日向文世)は嫡男・お捨てのために一刻も早く戦から退きたいがため、北条氏政(高嶋政伸)に上洛を求めます。 しかし、その条件として沼田領を引き渡すよう迫る北条。 そして自らの領地を勝... -
第21回「戦端」
真田丸ストーリーNHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第21話「戦端」 【上洛しない北条にいらだつ秀吉】 秀吉・家康・三成。 天下統一を急ぎたい秀吉に対して、今はまだ力をためる時と反対する三成。家康も戦を回避したい様子が見て取れます。 しかし、いまだ服従しない北条、そしてその後は伊達と臣従させれば、あとは自ずと秀吉になびき天下統一... -
信繁の母・薫(山手殿)は公家の娘ではなかった?
真田丸を楽しむポイント高畑淳子さんが演じる信幸・信繁の母親・薫(山手殿)。 真田丸では京の公家出身で昌幸に嫁いだという設定。でてっきり進行するのかと思いきや、まさかの・・・という興味深い展開になりそうな気配です。 薫(山手殿)については、以前の投稿記事(こちらクリック)にも詳しく解説していますので、よろしければあわせてご覧下さい。 ... -
秀次の切腹に新説!
真田丸を楽しむポイント【従来の通説について】 それまでは豊臣の後見者を目される立場であったにもかかわらず、秀吉から切腹を命じられ、やがて粛清されたとされる豊臣秀次。その理由としても、謀反説、石田三成讒言説、悪逆説・悪行説(殺生関白)、確執説など、様々なものがありはっきりしません。 秀次というと前述の殺生関白のイメージに加え、凡庸ないしは無... -
北条氏直
武将列伝【伝説の武将、北条早雲、武田信玄の血を引いた戦国のサラブレッド】 後北条氏の第5代当主、北条氏直。父は北条氏政、母は武田信玄の娘・黄梅院。父と共に後北条氏最大の版図を築き上げた戦国武将。 武田氏遺領争いとなった徳川との天正壬午の乱では、滝川一益敗退後、北条に帰参していた真田昌幸や木曾義昌が離反。家康方の依田信蕃のゲリラ... -
黄金の邸宅・聚楽第
真田丸を楽しむポイント【竣工後わずか8年で取り壊された、伝説の城】 ※聚楽第(じゅらくてい、じゅらくだい、とも) 現在の京都府京都市上京区に秀吉が建てた政庁・邸宅・城郭のことを言います。建物には金箔瓦が用いられ、白壁の櫓(やぐら)や天守のような重層な建物を持つ姿が「聚楽第図屏風」などに描かれ、その姿は豪華絢爛そのものでした。1586年(天正14年... -
「真田丸」新たな出演者に“オフロスキー”ら!
大坂の陣(豊臣方)NHK大河ドラマ・真田丸。新たなキャストが発表されました。 今回発表されたのは、真田信繁と共に大坂の陣を戦う武将たちになります! 注目の大野治長を演じるのは、今井朋彦さん。茶々(竹内結子)の乳母である大蔵卿局(峯村リエ)の子で、大坂の陣では豊臣家を主導するが消極策に終始し、信繁としば しば対立するという役どころとなります。※エ... -
こう・清音院
その他、気になる登場人物第20話の「前兆」。稲(小松姫)を正室に迎えることで信幸から離縁されてしまう、長野里美さん演じる「おこう」さん。 ですがストーリー上、この回をターニングポイントとして、さらに魅力的なキャラクターに変貌(進化)をとげるらしい・・・という情報を得て(詳しくはこう・離縁された信幸の最初の正室の記事投稿をご覧下さい。)ますます... -
こう・離縁された信幸の最初の正室
真田丸を楽しむポイント堺雅人さんが真田信繁(幸村)を演じる放送中の大河ドラマ「真田丸」。 ダイナミックな戦国絵巻でありながら、真田家の“家族の物語”を描く 同作で、信繁の兄・信幸(大泉洋)の妻・こうが注目を集めています。 病弱なこうですが、婚礼の席で突然踊り出すなど思わぬ言動でたびたび笑いを誘ってきました。当然この「おこう」さんも実在した人物。 ... -
第20回「前兆」
真田丸ストーリーNHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第20話「前兆」 【茶々の懐妊・歓喜する秀吉にそれを揶揄する落書きが・・・】 秀吉の側室となった茶々が子供を身ごもります。 大望の世子の誕生に有頂天となる秀吉。ですが、城下ではそのことを揶揄する落書きが発見されます。 信繁は、石田三成、大谷吉継らと犯人探しに乗り出しますが操作は難航。 ... -
呂宋助左衛門(るそんすけざえもん)
その他、気になる登場人物【戦国時代、波乱の生涯を生きた堺の伝説的貿易商人】 本名は、納屋助左衛門(なや すけざえもん)。その素性と経歴にたいへん謎が多いと言われる堺の貿易商です。 1978年、市川染五郎(現在の松本幸四郎さん)が主演のNHK大河ドラマ「黄金の日日」では、この人物を主人公に描かれました。 この呂宋助左衛門が松本幸四郎さん演じるままに、「... -
天下惣無事令(そうぶじれい)
真田丸を楽しむポイント【戦国時代の終焉 ~秀吉の天下統一事業完成へ~】 秀吉は1585年(天正13)、関白政権を樹立すると大名間における紛争の平和的解決を掲げて、すべての私戦を禁止する政策を段階的に全国に発令しました。(※あくまでも天皇の命令による私闘の禁止を指令) これをを惣無事令と呼びます。(※他に豊臣平和令とも。ただしこれ以前にも権力者が出... -
刀狩り
真田丸を楽しむポイント【秀吉の刀狩り、没収された刀は大仏の材料に?】 秀吉は、天下統一を目前に控えた1588年8月29日(天正16年)、刀狩令を制定しました。(※小田原征伐の前年) その内容は以下のとおり 第1条 百姓が刀や脇差(わきざし)、弓、槍、鉄砲などの武器を持つことを固く禁じる。よけいな武器をもって年貢を怠ったり、一揆をおこしたりして役人の言う... -
第19回「恋路」
真田丸ストーリー織田信長を越える太政大臣という官位を手に入れ、天下統一まであと少しと迫る勢いの豊臣秀吉。 そんな秀吉が心を寄せる女性。それが茶々です。 信長の姪にあたる茶々をどうすれば側室に出来るのか。日々思い悩む秀吉ですが、遂に正室である寧(北政所)にまでアドバイスを求める始末。 茶々の両親は秀吉によって殺されたも同然であり、中々上...