大河「真田丸」– tag –
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第1回「船出」
真田丸ストーリー※物語を楽しむため、すべてのあらすじを詳細に記載しているわけではありません。 ですが、全く知らない方が良いという方もいらっしゃると思いますので、そういう方は読まないようにお願いします。 【NHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介】 第1回「船出」 【【ストーリー(あらすじ)】】 織田に攻め込まれる武田領 昌幸は生き残る... -
2016年1月10日(日曜日)午後8時、いよいよ話題の大河ドラマ「真田丸」がスタート
大河ドラマ「真田丸」2016年1月10日(日曜日) いよいよ話題の大河ドラマ「真田丸」がスタートします! 戦国時代最後の名将・真田幸村 その本名を、真田源次郎信繁という。 好奇心にあふれ、冒険を好み、戦国の世を駆け抜けた真田信繁は、 いつしか、覇者・徳川家康をも恐れさせる伝説の武将となった。 真田幸村伝説には、もうひとつのストーリーがある。 天才の... -
第一次上田合戦~上田・神川の合戦~
真田主要合戦【武田家の滅亡から・・・】 天正10年(1582年)3月、織田信長の侵攻により武田氏は滅亡します。 甲斐から信濃、上野に及んだ武田領地は織田家の家臣に分与され、武田旧臣の信濃国人衆らは織田政権に臣従しました。 しかし、同じ年の6月には京都で本能寺の変がおこり、織田信長が横死。今度は、織田家と友好関係だった北条家が、5万6,000の兵...
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大河ドラマ・「真田丸」人物相関図
大河ドラマ「真田丸」いよいよスタートです! 【NHK大河ドラマの「真田丸」、その人物相関図を公開!】 NHK大河ドラマ・「真田丸」の真田家、人物相関図が公開になりました。 主演の真田信繁(幸村)役は堺雅人さん。 (※三谷作品の大河ドラマ「新選組!」にも出演されていました。) その他、脇を固めるのは「さすが大河」の豪華な布陣。 激動の戦国に生きる真田... -
茶々(淀殿)
大坂の陣(豊臣方)茶々の母親は織田信長の妹・市で信長の姪にあたります。そして父親は、その信長と戦って滅ぼされた近江の戦国大名・浅井長政の娘。本名は浅井茶々、または菊子とも。 妹に初(京極高次の正室)と江(徳川秀忠の正室)、また、異母弟妹には浅井井頼(あざいいより ※真田十勇士の根津甚八のモデルとされる人物)などがいます。 数奇な運命の中... -
与力(寄騎)
真田丸を楽しむポイント【真田丸・重要語解説】 与力(寄騎)とは戦国時代において、家臣団を統率する戦国大名が、家臣の家臣にあたる陪臣を自らに直接的に臣従させる一方で、直臣である有力武将(寄親)に附属させ、在地土豪の軍事力などを効率的に自らに服属、利用したシステムのことを言います。(大河ドラマ・真田丸の時代設定期。※実際のところはその時代や戦... -
馬廻衆
真田丸を楽しむポイント【合戦時の花形・馬廻衆(うままわりしゅう)】 並みいる大名が合戦に明け暮れていた戦国期には、武芸に秀でたものだけが集められたエリート集団。それがこの馬廻衆であったと言えます。 戦闘になると騎馬にまたがって主君の側に仕え、護衛や伝令、及び強力な騎馬兵力として用いられた、まさに親衛隊的な存在でした。 【やがてその中... -
第1回「船出」
真田丸ストーリー※物語を楽しむため、すべてのあらすじを詳細に記載しているわけではありません。 ですが、全く知らない方が良いという方もいらっしゃると思いますので、そういう方は読まないようにお願いします。 【NHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介】 第1回「船出」 【【ストーリー(あらすじ)】】 織田に攻め込まれる武田領 昌幸は生き残る... -
第一次上田合戦~上田・神川の合戦~
真田主要合戦【武田家の滅亡から・・・】 天正10年(1582年)3月、織田信長の侵攻により武田氏は滅亡します。 甲斐から信濃、上野に及んだ武田領地は織田家の家臣に分与され、武田旧臣の信濃国人衆らは織田政権に臣従しました。 しかし、同じ年の6月には京都で本能寺の変がおこり、織田信長が横死。今度は、織田家と友好関係だった北条家が、5万6,000の兵... -
豊臣政権下の真田信繁、大名だった?
真田丸を楽しむポイント【真田昌幸・信幸、名実ともに大名へ】 小田原城を攻略し、北条家を滅亡へと追いやった秀吉。その後に旧北条領の仕置をおこない、徳川家康の関東転封を決めています。 出兵に協力した、佐竹・結城・宇都宮らの諸大名は領国安堵。 そして北条氏との開戦のきっかけとなった真田家においては、沼田・吾妻領を全面委任とされ、信幸は沼田城を回復... -
三成、家康、下痢だった!?
topicsIBS(過敏性腸症候群)は現代人ばかりではなかったのだそう。ヨミドクターからの転載記事となります。 元の記事はこちらをご覧下さい。 2013年3月12日 コラム 「偉人たちも下痢だった」 石田三成、徳川家康、ローマ皇帝も! まず、石田三成です。歴史好きの方にはけっこう有名なエピソードのようですが、関ヶ原の戦いに向... -
数正息子・石川康勝のボヤ騒ぎ ~真田丸での大失策・災い転じて福となす~
大坂の陣(豊臣方)【石川数正の嫡男・康長と次男・康勝、大坂城に入城】 徳川家康の元を出奔し、豊臣方 に寝返った石川数正。関ケ原の合戦の際には数正は死去していますが、彼の死後も石川家は嫡男・康長が家督を相続、信濃・松本8万石の大名家を存続させます (※康勝も1万5千石を継承)。その後、慶長5年(1600年)の関ケ原の合戦、康長・康勝の兄弟は徳川... -
信幸は伊豆守、信繁は左衛門佐。官位、従五位下に叙任!
真田丸を楽しむポイント天正18年(1590年)、秀吉の小田原征伐が成功し北条家が滅亡。東北の雄・伊達政宗も従えての宇都宮仕置、その後の奥羽仕置を済ませて、秀吉は名実ともに天下統一を果たします。 この時期に秀吉は、徳川秀忠、上杉景勝、小早川隆景、毛利輝元らをはじめとした外様大名と、その有力家臣(例えば、直江兼続など)に豊臣性と、官位を集中して与え... -
「真田丸」新たな出演者に“オフロスキー”ら!
大坂の陣(豊臣方)NHK大河ドラマ・真田丸。新たなキャストが発表されました。 今回発表されたのは、真田信繁と共に大坂の陣を戦う武将たちになります! 注目の大野治長を演じるのは、今井朋彦さん。茶々(竹内結子)の乳母である大蔵卿局(峯村リエ)の子で、大坂の陣では豊臣家を主導するが消極策に終始し、信繁としば しば対立するという役どころとなります。※エ... -
もうひとりの安房守~北条氏邦と真田昌幸~
真田丸を楽しむポイント【武勇に優れた氏邦の活躍】 戦国の雄将・北条氏康の四男で、北条氏政の弟にあたる北条氏邦。氏康が武蔵の豪族・藤田氏を攻め落とすと、氏邦は戦略的に藤田家を乗っ取るかたちで婿入り、家督を継承して藤田安房守氏邦を名乗りました。 くしくも真田昌幸と同じ、「安房守(あわのかみ)」を名乗った人物ということになります。 北条家・次兄の... -
秀次の切腹に新説!
真田丸を楽しむポイント【従来の通説について】 それまでは豊臣の後見者を目される立場であったにもかかわらず、秀吉から切腹を命じられ、やがて粛清されたとされる豊臣秀次。その理由としても、謀反説、石田三成讒言説、悪逆説・悪行説(殺生関白)、確執説など、様々なものがありはっきりしません。 秀次というと前述の殺生関白のイメージに加え、凡庸ないしは無... -
馬印(うまじるし)
真田丸を楽しむポイント馬印(※馬標、馬験とも。) 戦場や行軍で、戦国武将が自分の位置を示したり、また味方の士気を鼓舞するために用いた装飾物で、いわば軍旗のような役割を果たしました。木や竹などの周囲からもよく見える高い位置にとり付けられ、そのデザインは武将によって様々。当初は四半旗のものが大半でしたが、戦国期も終焉間近になると、旗の形に留ま... -
真田信尹(さなだのぶただ)
徳川家臣団【昌幸とは双子の可能性も!?信繁も尊敬する叔父・信尹(のぶただ)】 真田幸綱(幸隆)の四男で、昌幸の弟。信幸・信繁の叔父にあたる人物です。大河「真田丸」では、栗原英雄さんが熱演する物語の重要人物。 史実の信尹は、後に松代藩となる大名・真田家とは別に、分家である旗本真田家を興しました。諸説ありますが昌幸と同年に生まれた... -
小山田茂誠(おやまだしげまさ)
真田家の人々【武田家の名門「小山田氏」を出自に持つ、茂誠。主家滅亡後は真田とともに】 大河ドラマ「真田丸」では高木渉さん演じる、小山田茂誠(しげまさ)。信幸や信繁(幸村)の姉にあたる松(木村佳乃さんが演じます。※村松殿とも)の結婚相手にあたります。 生まれた年が、永禄4年(1561年)もしくは永禄5年(1562年)ということですから、永禄10... -
小早川秀秋、関ヶ原の寝返り決断遅れは肝疾患のせい?
topics6月27日(月)12時12分配信の読売新聞(ヨミドクター)に興味深い記事が投稿されていましたので転載いたします。 詳しい内容。また、元の記事に関してはこちらをクリック→関ヶ原の小早川秀秋、肝疾患で「寝返り」遅れ? 関ヶ原の戦い(1600年)で戦国武将・小早川秀秋(1582~1602年)が西軍から東軍に寝返った際、決断が遅... -
呂宋助左衛門(るそんすけざえもん)
その他、気になる登場人物【戦国時代、波乱の生涯を生きた堺の伝説的貿易商人】 本名は、納屋助左衛門(なや すけざえもん)。その素性と経歴にたいへん謎が多いと言われる堺の貿易商です。 1978年、市川染五郎(現在の松本幸四郎さん)が主演のNHK大河ドラマ「黄金の日日」では、この人物を主人公に描かれました。 この呂宋助左衛門が松本幸四郎さん演じるままに、「... -
敵も味方も真っ赤っか!~真田丸、赤備えvs赤備えの戦い~
真田丸を楽しむポイント【戦闘の経緯】 慶長19年10月2日(1614年11月3日)、豊臣家では旧恩ある大名や浪人に檄を飛ばし、合戦準備に着手。秀吉の遺した莫大な金銀を用いて全国から集めた総兵力は約10万人。年明けは、真田信繁(幸村)、長宗我部盛親、後藤基次(又兵衛)、毛利勝永、明石全登ら五人衆を中心に、対徳川方・「大坂冬の陣」の火ぶたが今まさに切って落... -
キリシタンの大工・吉蔵 ~フランシスコ吉~
その他、気になる登場人物真田丸・第29回「異変」に、玉・細川ガラシャとともに登場する、キリシタンの大工・吉蔵。 豊臣秀吉による禁教令を受けて長崎で刑死し、殉教者として聖人に加えられた日本二十六聖人の一人である、フランシスコ吉(フランシスコきち)をモデルにした実在の人物と考えられます。 フランシスコ吉は、パブチスタ以下24名が長崎に向かうの... -
真田幸村、それとも信繁? 正しいのはどちらなのか
真田信繁(幸村)【】 現在、真田信繁と表記される機会も多くなっているのですが、本当に「幸村」と呼ぶことは間違いなのでしょうか。その人生について、謎の多い人物ならではの疑問なのかも知れません。 幸村=信繁、その名前の謎について考察してみたいと思います。 まずは、幼名や、諱(いみな)など確認のとれるものが以下、 幼名:弁丸 諱:信繁 ... -
豊臣秀次と秀勝、秀保。その父・弥助。
豊臣家の人々叔父・秀吉が出世、天下人となったことでその運命を翻弄された兄弟とその父親。かれらの人生とはどのようなものだったのでしょうか。 【父・木下弥助(三好吉房)】 秀吉(木下藤吉郎)の姉・とも(瑞龍院・日秀尼)を妻として、その間に秀次、秀勝、秀保をもうけました。弥助の出自については諸説あり(というか記録が残っていない)... -
信繁の母・薫(山手殿)は公家の娘ではなかった?
真田丸を楽しむポイント高畑淳子さんが演じる信幸・信繁の母親・薫(山手殿)。 真田丸では京の公家出身で昌幸に嫁いだという設定。でてっきり進行するのかと思いきや、まさかの・・・という興味深い展開になりそうな気配です。 薫(山手殿)については、以前の投稿記事(こちらクリック)にも詳しく解説していますので、よろしければあわせてご覧下さい。 ... -
第26回「瓜売」
真田丸ストーリーNHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第26話「瓜売」 天正19(1591)年12月、鶴松の死後、秀吉は関白の座を秀次に譲りました。これ以後の秀吉は、慣例に従って「太閤」と呼ばれることになります。こうして秀吉の他、寧、茶々などは大坂城に移り、変わりに聚楽第には、秀次が家族とともに移り住みました。 秀次は、家族に「たか」という名... -
バテレン追放令とサン・フェリペ号事件 ~二十六聖人殉教の悲劇~
真田丸を楽しむポイント【バテレン追放令】 秀吉は、もともと織田信長の政策を継承。キリスト教布教を容認する立場をとっていました。1586年(天正14年)3月には大坂城にイエズス会宣教師ガスパール・コエリョを呼び引見、5月にはイエズス会に対して布教の許可証を発給しています。 しかしそんな秀吉が、バテレン追放令を出したのは同じ年の6月19日。同じくコエリョ...