歴史の舞台「関ケ原」楽しんで 竹下景子さんら招きイベント

歴史の舞台「関ケ原」楽しんで 竹下景子さんら招きイベント

2019年に行われた朗読劇「関ケ原ナイト」に出演する竹下景子さん=岐阜県提供 岐阜県と関ケ原町は10月8~10日、同町の関ケ原古戦場周辺で歴史をテーマにしたイベント「大関ケ原祭2022」を開催する。俳優の竹下景子さん、松平健さん、タレントの山之内すずさんらを招いたトークショーや朗読劇などを予定。豪華で趣向を凝らした催しが楽しめ、歴史好きにはたまらない3日間となりそうだ。 関ケ原町は1600年に徳川家康率いる東軍が石田三成の西軍を破った「関ケ原の戦い」の舞台となった。同町では年に数回、約2万人規模の集客イベントを開催していた。しかし、2020年以降は新型コロナウイルスの感染拡大で中止や規模縮小が続いており、「大関ケ原祭」は3年ぶりの大規模な有観客イベントとなる。 8日夜には笹尾山駐車場特設ステージで朗読劇「関ケ原ナイト2022 『関ケ原 夜想語』~高台院様日記異聞~」を実施。豊臣秀吉の正室、高台院(北政所(きたのまんどころ))の日記が現代に見つかったという架空の設定の中で、高台院が関ケ原の戦いをどのように見つめていたのかが描かれる。高台院は竹下景子さんが演じる。 また、9日には「岐阜関ケ原古戦場記念館」の小和田哲男館長と竹下さん、松平健さんによる徳川家康をテーマにしたトークショーが、10日には山之内すずさんや歴史タレントの小栗さくらさんらによる「関ケ原講座」がそれぞれ予定されている。 「岐阜関ケ原古戦場記念館」では、8~10日の3日間、関ケ原町が所蔵する屏風(びょうぶ)や錦絵をモチーフにしたオリジナルアニメーションのプロジェクションマッピングも上映される。県観光資源活用課の横山路子係長は「歴史に詳しい人もあまり詳しくない人も幅広く楽しめるイベントが盛りだくさん。歴史の舞台で楽しく学んで」と話している。 「関ケ原ナイト」は全席有料でS席が2000円、A席が1000円(いずれも税込み)。イベントの詳細は同課(058・272・8193)まで。【井上知大】

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