大河ドラマ「真田丸」– category –
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幸村の馬上筒 ~家康を追いつめた伝説~
真田丸を楽しむポイント実は種子島伝来以前に日本に伝来していた火縄銃。 15世紀前半にヨーロッパで発明され、1543年(天文12年)に種子島に伝来(「鉄炮記」より)されたとされる、マッチロック式(火縄式)銃は火縄銃と呼ばれ、戦国期、またたく間に日本全国に拡がりました。昨今では、それ以前に伝わっていたとの説が有力で、倭寇などにより、日本の複数の地域に... -
第48回「引金」
真田丸ストーリーNHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第48話「引鉄」 【あらすじ】 「望みを捨てない者にだけ道は開かれる。」秀頼が反撃の気概を示したことで、幸村も次の策を練り、実行に移します。 まずは、後藤又兵衛たちが徳川本陣に夜襲。徳川を動揺させた後に繰り出されたのは、 「家康暗殺」という形勢を一気にかえるための策。 この、家... -
第47回「反撃」
真田丸ストーリーNHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第47話「反撃」 【あらすじ】 茶々(竹内結子)は、幸村(堺雅人)の反対を押し切り、家康(内野聖陽)との和睦に傾く。 和睦交渉での阿茶局(斉藤由貴)の寛大な態度に、きり(長澤まさみ)は大きな不安を感じる…。結局、大坂城の外堀を埋め、真田丸砦(とりで)を破却することが決定してしまい、幸村は激... -
第46回「砲弾」
真田丸ストーリーNHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第46話「砲弾」 【あらすじ】 幸村(堺雅人)が築いた真田丸砦(とりで)を攻めあぐねる家康(内野聖陽)は、幸村に10万石の領地を約束するなどさまざまな調略に乗り出す。 有楽斎(井上順)らの強い勧めで秀頼(中川大志)は和睦を決意するが、幸村は有楽斎の言動には裏があるとあやしむ。幸村は、意を... -
第45回「完封」
真田丸ストーリーNHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第45話「完封」 【【あらすじ】】 幸村(堺雅人)が築いた真田丸砦(とりで)に、家康(内野聖陽)は大きな脅威を感じる。 徳川軍の中には、信之(大泉洋)の2人の息子たちや、景勝(遠藤憲一)らの姿もあった。 幸村は、大助(浦上晟周)らとともに徳川軍を挑発。 苛立った一部の徳川兵は一気に真田丸を落とそう... -
第44回「築城」
真田丸ストーリーNHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第44話「築城」 【【あらすじ】】 幸村(堺雅人)は、大坂城の最大の弱点となる南側に出城を造ることを思いつく。 しかし、同じことを考えている男がもう一人いた。さて、織田有楽斎(井上順)と大蔵卿局(峯村リエ)は、牢人(ろうにん)衆を決して信じようとしない。 豊臣家の態度に業を煮やした又兵衛(哀川... -
第43回「軍議」
真田丸ストーリーNHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第43話「軍議」 「あらすじ」と「みどころ」、そして「予想」 【【あらすじ】】 徳川軍が大坂城に迫る中、茶々(竹内結子)は幸村(堺雅人)と密かに会い、ある願い事をする。 一方、秀頼(中川大志)の御前で五人衆を集めての軍議が開かれる。幸村だけは、家康(内野聖陽)のいる京へ攻め込むことを主... -
信繁長女・すへとその夫・石合十蔵
その後の真田丸たちすへは真田信繁(幸村)と堀田作兵衛興重の妹の間に生まれた長女。小県長窪郡の本陣を運営する石合十蔵道定に嫁ぎました。本陣とは大名向けの宿のことで、石合家は地元でも名主、有力者であったと言えます。(※長窪宿は中山道で最も古い本陣だとも。) とは言え、元は大名クラスの中央官僚ともいえた信繁(幸村)の娘・すへとは、家格が合わ... -
伝説の出城・真田丸の完成まで~アイデアは又兵衛?~
真田丸を楽しむポイント1614年(慶長19年)の大坂冬の陣にて、豊臣方の真田幸村(信繁)が大坂城平野口の南に構築したと言われる曲輪(※城の内外を土塁、石垣、堀などで区画した出丸) 言わずと知れた、NHK大河ドラマ「真田丸」の名称にもなっている、幸村が歴史上稀に見る大勝利をあげた出城のそれです。 しかし近年、その大河ドラマ「真田丸」の城郭考証者を担当... -
第42回「味方」
真田丸ストーリーNHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第42話「味方」 【【あらすじ】】 幸村(堺雅人)は、久しぶりに茶々(竹内結子)との再会を果たす。 一方、家康(内野聖陽)は、幸村が大坂方に加わったことに大きな恐れを抱き、出陣を急ぐ。 大坂城に集まった牢人たちの中には、後藤又兵衛(哀川翔)、毛利勝永(岡本健一)、長宗我部盛親(阿南健治)らがいた... -
第41回「入城」
真田丸ストーリーNHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第41話「入城」 【【あらすじ】】 豊臣秀頼(中川大志)に味方することを遂に決意した幸村(堺雅人)。 しかし、ろう人(牢人)たちが大坂城に集まっていることを知った家康(内野聖陽)は、九度山の見張りを増やすように命じます。 脱出のための策を練る幸村。 一方、信之(大泉洋)には家康からの出陣命令が... -
九度山脱出劇~信繁の九度山ライフ・最終章④~
真田丸を楽しむポイントNHK大河「真田丸」 永かった信繁の九度山LIFEも、豊臣秀頼からの招きに応じたことでいよいよ終わりに、大坂城入城のための信繁(※ここから先は幸村と呼ばせていただきます。詳しくは真田左衛門佐信繁~官位とその名の由来~)と一行の九度山脱出劇が始まります。 史実、蟄居・幽閉の身であった幸村(信繁)の脱出は、浅野家監視の中を隠密裏... -
【予想】真田丸最終章~大坂の陣の合戦シーンはかつてない規模に!~
真田丸を楽しむポイント1年というのは早いもので、毎週末が待ち遠しいNHKの大河ドラマ「真田丸」もいよいよ最終章。真田幸村(信繁)が突如、歴史の中で輝きを放った「大坂冬の陣」、「大坂夏の陣」が描かれることになります。第39話を終えた時点での、こちらの記事の投稿ですが(2016.10.05)、放送終了後の「最終章予告動画」には正直、鳥肌が立ちました。 ... -
第40回「幸村」
真田丸ストーリーNHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第40話「幸村」 【【あらすじ】】 九度山での生活を楽しんでいた信繁(堺雅人)のもとへ、宇喜多秀家の家臣だった明石全登(小林顕作)が訪ねてくる。 大坂城で徳川家康(内野聖陽)を相手に戦ってもらいたいと信繁に懇願する。 信繁は断るが、そこに現れたのは…。 そして豊臣秀頼(中川大志)と茶々(竹内結子... -
文英清韓 ~問題の「国家安康」を書いた人物~
真田丸を楽しむポイント伊勢国の出身と言われる臨済宗の僧、文英清韓(ぶんえいせいかん)。一般に諱(いみな)の清韓のみで呼ばれることの多い人物です。秀吉時代の朝鮮出兵・文禄の役では加藤清正に従って朝鮮半島に渡ったとされ、現地で祐筆(※同地での清正の活躍などを記録)として活躍しました。 帰国後は、京都五山のひとつにも数えられる大本山・東福寺、さ... -
秀頼から信繁へのオファー ~大坂からの使者~
真田丸を楽しむポイント方広寺鐘銘事件の顛末(てんまつ)をきっかけとして、にわかに顕著になった豊臣と徳川の亀裂。双方の交渉はやがて緊迫したものと発展していきます。(※これまでの経緯は、投稿記事 方広寺鐘銘事件の真実~家康の言いがかりではなかった!?~ をご覧下さい。) この時期、たいへんな苦境に立たされながら徳川との取り次ぎ役を果たした片桐... -
方広寺鐘銘事件の真実~家康の言いがかりではなかった!?~
真田丸を楽しむポイント歴史的にも有名な「方広寺鐘銘事件」。これまでの一般的な歴史解釈としては、豊臣家を潰したい家康の一方的な言いがかりとして語られることが多かったと思います。(※当ブログもその内容で過去に記事を投稿しています→ 大蔵卿局と方広寺鐘銘事件) しかし近年の研究で、この事件についても別の解釈が登場しており、今までのイメージとはずい... -
第39回「歳月」
真田丸ストーリーNHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第39話「歳月」 【】 【【あらすじ】】 信繁(堺雅人)は、春(松岡茉優)らとの九度山での暮らしを満喫していた。 信之(大泉洋)にも、赦免嘆願はもう不要だと答える。ただ、父としては長男の大助(浦上晟周)をどのように育てるべきなのかに悩んでいた。 一方、かつて信繁がルソンに逃がしたたか(岸井ゆき... -
信繁の九度山ライフ③~サナール紐と真田紐!~
真田丸を楽しむポイント【昌幸・信繁の情報収集にも役立った?真田紐】 九度山に蟄居していた真田昌幸・信繁父子が真田紐を考案し、生計を立てたという有名な俗説。真田の国元である上田付近は織物の産地であり、同じく九度山も織物の産地であったことからこのような逸話が誕生したと考えられています。そして、昌幸・信繁父子はこの真田紐の販売を全国展開。行商人(... -
敵も味方も真っ赤っか!~真田丸、赤備えvs赤備えの戦い~
真田丸を楽しむポイント【戦闘の経緯】 慶長19年10月2日(1614年11月3日)、豊臣家では旧恩ある大名や浪人に檄を飛ばし、合戦準備に着手。秀吉の遺した莫大な金銀を用いて全国から集めた総兵力は約10万人。年明けは、真田信繁(幸村)、長宗我部盛親、後藤基次(又兵衛)、毛利勝永、明石全登ら五人衆を中心に、対徳川方・「大坂冬の陣」の火ぶたが今まさに切って落... -
もうひとりの安房守~北条氏邦と真田昌幸~
真田丸を楽しむポイント【武勇に優れた氏邦の活躍】 戦国の雄将・北条氏康の四男で、北条氏政の弟にあたる北条氏邦。氏康が武蔵の豪族・藤田氏を攻め落とすと、氏邦は戦略的に藤田家を乗っ取るかたちで婿入り、家督を継承して藤田安房守氏邦を名乗りました。 くしくも真田昌幸と同じ、「安房守(あわのかみ)」を名乗った人物ということになります。 北条家・次兄の... -
信繁の九度山ライフ②~密かに鍛錬を重ねた日日~
真田丸を楽しむポイント【屋敷の火災~災難までふりかかる信繁一家~】 九度山における十数年におよぶ信繁の配流生活。1611年(慶長16年)に父・昌幸が亡くなったあとも、生活費の工面にさえ汲々とするさまは、この時期の信繁自信の筆による手紙などの一次資料からも伺えます。 家臣に宛てた中からわかる事実として、信繁とその家族が住む屋敷が火事にあっており、... -
第38回「昌幸」
真田丸ストーリーNHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第38話「昌幸」 【【あらすじ】】 紀州九度山村に幽閉となった昌幸(草刈正雄)と信繁(堺雅人)ら一行。 昌幸は信之(大泉洋)を通じ何度も赦免を願い出るが、家康(内野聖陽)はそれを無視して着々と天下取りを進めていく。 一方、一つ屋根の下で共に暮らすことになったきり(長澤まさみ)と春(松岡茉... -
竹本義太夫(ぎだゆう)~実在した!?浅野家臣~
真田丸を楽しむポイント大河・真田丸において、公開されている登場人物に、竹本義太夫(たけもとぎだゆう)なる人物がいます。これから、昌幸・信繁は九度山での生活を始めることになりますが、竹本義太夫は紀伊和歌山・浅野家の家臣で、九度山に蟄居する信繁親子の監視役ということになるようです。 果たして実在の人物なのでしょうか? 【後世、浄瑠璃で語... -
第37回「信之」
真田丸ストーリーNHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第37話「信之」 【【あらすじ】】 関ヶ原での西軍敗北により徳川に降伏した信繁(堺雅人)と昌幸(草刈正雄)。 信幸(大泉洋)と忠勝(藤岡弘、)による、家康(内野聖陽)への必死の助命嘆願により、高野山への流罪と決まる。 しかし、その代わりに家康が信幸に命じたのは厳しい条件であった。 一方、...