【第二次世界大戦、8つの重大局面で運命の決断をせよ!】あなたの判断で歴史が変わる!『第二次世界大戦 運命の決断』、10月27日発売。

【第二次世界大戦、8つの重大局面で運命の決断をせよ!】あなたの判断で歴史が変わる!『第二次世界大戦 運命の決断』、10月27日発売。

株式会社河出書房新社(本社:東京都渋谷区 代表取締役:小野寺優)は、『第二次世界大戦 運命の決断——あなたの選択で歴史はどう変わるのか』(ジョン・バックレー著、辻元よしふみ訳。原題=Armchair General : Can You Defeat the Nazis?)を2023年10月27日に刊行します。 大戦中の8つの重大局面を舞台に、読者の選択によって歴史の展開と結末が変わるという、第二次世界大戦の新たな読み方を提案します。それらの架空の展開も、軍事史・戦略史エキスパートの正確な分析とシナリオに基づいており、まさにアカデミックなシミュレーションRPG戦記&IF(イフ)戦記です。 オンラインゲームや架空戦記ものなど多くの作品で「歴史のIF(イフ)」の舞台となる“第二次世界大戦”。本書は、イギリス・ウォルヴァーハンプトン大学歴史学部政治・戦争学教授にして軍事史、戦術・戦略史の専門家である著者が、第二次世界大戦の重要な転機となった8つの重大局面に対して、現実の歴史とあり得た他の選択肢を提示。読者は史実の人物に扮してそれぞれの戦局で歴史的決断をする、いわば「ゲームブック」の手法を用いつつ、第二次世界大戦の全貌を立体的に見せる画期的な書籍です。 本書では第二次世界大戦の決定的瞬間について、著者が膨大な資料を駆使して得た事細かな世界情勢や各国の軍備、作戦地図などが豊富に記載されています。史実通りの選択はもちろん、史実と異なる選択を行った場合でも緻密かつリアリティのある展開がアカデミックに描かれていきます。 なかでも 「第8章 原子爆弾 コペンハーゲン、マンハッタン、広島 1941〜45年」 は、日本人読者にとって、特に関心がある内容でしょう。ここでは、原子爆弾開発時にまで時間を遡って開発の研究者として、読者は選択を迫られます。なお第8章について、訳者の辻元氏は訳者あとがきで以下のように述べています。 「ここは日本人の読者としては複雑である。史実通りの展開は、広島、長崎の惨劇を生む。だが(中略)、米軍は日本本土に上陸し、血みどろの決戦になるかもしれないという。著者は英国人で、第三者的な視点で判断しているが、それでも「正解」を決めることはできないようだ」 。 戦争における「正解」とは何か、そもそも戦争自体が「正解」なのか——。本書を通して、あらためて「戦争とは何か」という根源的な問いが読者に突きつけられます。 読者が担う3つのタスク (1)意思決定に直接関与せよ 本書には、アイゼンハワー大統領(本書登場時点では大将・北アフリカ連合国軍最高司令官)やチャーチルの軍事顧問、モロトフ外務大臣(ソ連)、ニミッツ大将(米太平洋艦隊司令長官)の主任作戦参謀を含む、第二次世界大戦中の連合国の実在の将軍、指導者、兵士、情報将校など49人の主人公が登場します。読者はこの役割を演じてください。 (2)情報を検証せよ 第二次世界大戦の8つの重要な局面を、地図や機密文書など実際の同時代情報をもとに検証します。シナリオは以下の8つが用意されています。 ①1940年英国の最も暗い時間、②北アフリカ戦線、③スターリンの東部戦線での独ソ戦、④太平洋ミッドウェー海戦、⑤ドレスデン爆撃、⑥カサブランカ会談からノルマンディー上陸、⑦マーケットガーデン作戦、⑧原子爆弾と広島。 (3)シナリオを検討し、歴史を左右する重大な決断をせよ 戦場から戦機まで、読者が下す戦術的、戦略的な決断は、それぞれ異なる結果をもたらします。8つのシナリオ(全8章)にはそれぞれ7つのサブシナリオ(セクション)があり、下した決断によって進む次のサブシナリオが異なります。 個性豊かな政治者や軍人たちによる迫真のドラマが繰り広げられる中で、当時その戦局で決断を迫られた指導者と指揮官などが感じたリアリティと臨場感を読者は体感することができます。連合国側の視点に立っているので史実通りに進むことができれば必ず勝利することができますが、読者は重要な瞬間に意思決定者にかかる強い重圧と孤独をも感じ、リアルな読書体験が得られます。 目次 はじめに——戦争での意思決定 交戦規程(エンゲージメント・ルール)——この本を読む際の注意事項 読者のあなたが演じる「主人公」たちの世界 第1章 英国の最も暗い時間 1940年夏 第2章 地中海の賭け 北アフリカ戦線 1941〜42年 第3章 スターリンの戦争 東部戦線 1941〜43年 第4章 ミッドウェー 太平洋の決断 […]

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