大反響で発売即重版! 高坂正堯さんの27年ぶりの新刊『歴史としての二十世紀』(新潮選書)が売れています

株式会社新潮社 冷戦終結期に「戦争の世紀」の再来を“予言”した幻の名講演に大注目! 京都大学法学部教授で、佐藤栄作総理のブレーン、報道番組「サンデープロジェクト」のコメンテーター、そして熱烈な阪神ファンとしても知られた国際政治学者・高坂正堯氏(1934生~1996没)。その高坂氏の27年ぶりとなる新刊『歴史としての二十世紀』(新潮選書)が11月16日の発売直後から話題を集め、新潮社は11月20日に重版を決定しました。 同書は、高坂氏が1990年1月~6月に新宿紀伊國屋ホールで行った6回連続の講演「歴史としての二十世紀」の録音をもとに新たに構成された新刊。連戦終結直後にもかかわらず、高坂氏は「ロシアに大国をやめろと強制することはできない」(47頁)のだから、冷戦後の国際秩序はロシアも「ひとかどの顔が立つ」ように仕向けなければならないと警告し、また「イスラエルが中東でやっていることを見ると、気が気ではない」(206頁)など、あたかも現在の戦禍を見通していたかのような洞察が次々と語られ、注目を集めています。 ■「戦争の世紀」が再来した今こそ、高坂史観が役に立つ――! 「〈いい人〉の政治家が戦争を起こすことがある」「ロシアに大国をやめろと強制することはできない」――戦争の時代に逆戻りした今、現実主義の視点から「二度の世界大戦」と「冷戦」を振り返る必要がある。世界恐慌、共産主義、大衆の台頭、文明の衝突……国際政治学者の「幻の名講演」を初の書籍化【解題・細谷雄一】。 ■慶應義塾大学教授・細谷雄一さん推薦! 読者の皆さんには、今から33年前に新宿紀伊國屋ホールの受講者がおそらくそうであったように、高坂教授の語り言葉を楽しんで頂き、さらには過ぎ去った「歴史としての二十世紀」が、実は依然としてわれわれの生きている世界の岩盤として地中に埋まっているという現実を感じて欲しい。その意味では、本書の価値は色あせていないどころか、むしろ、目の前で起きている戦争によって巨大な地殻変動が起きているからこそ、よりリアリティがあるものとして眼前に迫っているのではないか。ぜひとも、「歴史としての二十世紀」とは何だったのか、高坂教授の柔らかな語り口を通じて、「眼」を通して聴いて頂ければ幸いである。 ■著者紹介 高坂正堯(こうさか・まさたか) 1934年~1996年。京都市生まれ。京都大学法学部卒業。1963年、「中央公論」に掲載された「現実主義者の平和論」で鮮烈な論壇デビューを飾る。1971年、京都大学教授に就任。『古典外交の成熟と崩壊』で吉野作造賞受賞。佐藤栄作内閣以降は外交ブレーンとしても活躍。新潮選書から刊行した『世界史の中から考える』『現代史の中で考える』『文明が衰亡するとき』『世界地図の中で考える』がいずれもベストセラーとなる。 ■全国主要書店で「高坂正堯フェア」を開催します。 丸善ジュンク堂、紀伊國屋書店、三省堂書店、くまざわ書店、有隣堂、東京大学生協、京都大学生協など、全国主要書店の一部店舗で、『歴史としての二十世紀』に、高坂氏の既刊本『文明が衰亡するとき』『世界地図の中で考える』『世界史の中から考える』『現代史の中で考える』を加えた計5冊の「高坂正堯フェア」を開催します(フェア開催店舗の詳細については新潮社までお問い合わせください)。 ■書籍データ 本コーナーに掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。弊社が、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。本コーナーに掲載しているプレスリリースに関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES(release_sankei@prtimes.co.jp)まで直接ご連絡ください。

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