三成、家康、下痢だった!?

IBS(過敏性腸症候群)は現代人ばかりではなかったのだそう。ヨミドクターからの転載記事となります。
元の記事はこちらをご覧下さい。 2013年3月12日 コラム 「偉人たちも下痢だった」

 

石田三成、徳川家康、ローマ皇帝も!

 

まず、石田三成です。歴史好きの方にはけっこう有名なエピソードのようですが、関ヶ原の戦いに向かう道中、三成は腹痛と下痢に悩まされたと言われています。神経が細やかであった三成にとって、戦い、しかも天下分け目というここ一番の勝負は、大変なストレスであったことが考えられます。

一方、対戦相手となった徳川家康にもこんな話が伝えられています。武田信玄と戦い大敗した三方ケ原の戦いでの出来事です。浜松城に逃げ帰る途中、武田軍に追いつかれた家康は、その極度なストレスで便失禁したと言われています。

さらに、海外にも目を向けてみましょう。ローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスは見かけが青白くひ弱で、腸が弱く、湿疹と気管支炎に悩み、小食で酒も飲まず、常に腹巻き、襟巻き、毛糸の帽子を身につけ、常備薬を携帯し、侍医を身辺においていたことなどから、IBSであった可能性が高いと考えられています。

いつの世も、ストレスとは無縁ではなかったのです。かつての偉人もみんなストレスに悩まされ、IBSとも闘っていたのです。遠い昔から、働き盛りの男性を悩ませるストレスと下痢。「たかが下痢で」と受診をためらう方も少なくないようです。でも、勝負に勝つためには、まずは下痢を征す、偉人たちのエピソードが、教えてくれているのではないでしょうか?

なお、特効薬であるイリボーは、もともとは抗がん剤治療中に使われる制吐剤(吐き気止め)でした。容量をとても少なく使うと、IBSに非常に効果的であるということが分かったのです。そんな開発の経緯も面白いですね。

遠い昔から、働き盛りの男性を悩ませるストレスと下痢。「たかが下痢で」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。

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