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武田滅亡後、真田の生き残りをかけ、炸裂する昌幸の知の戦略!
武田勝頼の死後、主家を失った真田家は小さいながらも独立の道を歩むことになります。
ですが、この弱小勢力の周囲には、北条、上杉、徳川、織田と豪華なメンバーがまさに揃いぶみ。
とてもではないですが力で対抗できるような相手ではなかったのです。
昌幸の知略・謀略・嘘の数々は「真田丸」の第1話からその片りんを見せますが、本格的になってくるのは第7回あたりのお話しになりそうです。
そこでとった昌幸の戦略は・・
武田家滅亡→織田家に臣従→しかし、今度は織田が滅亡→武田領内大荒れ→そこで、北条に臣従(上杉・徳川を牽制)→次は、徳川に臣従→そして、上杉に臣従→最終的には、天下統一を果たす豊臣秀吉に臣従→大名としての地位確立(上がりです。)
これを、まさに「巧みな外交戦術」でやってのけました。スゴイ・・・としか言いようがないですよね。
でさらにスゴイのが、【徳川に臣従→上杉に臣従】のところで、上田城というお城を築城しているんですが、
最初は徳川家康に「上杉を防ぐからお城作るの手伝ってよ。」とたのみ、
完成した直後には、すぐに上杉に鞍替えして、完全に上田城を自分のものにしてしまいました。(このエピソードの詳細記事はこちら)
やっぱりスゴイとしか言いようがないですね・・・
※ちなみにこの時に信繁(幸村)は上杉家に人質として送られ、昌幸が秀吉に降ってからは、豊臣家に同じく人質として移動しています。