NHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介
第40話「幸村」
【あらすじ】
九度山での生活を楽しんでいた信繁(堺雅人)のもとへ、宇喜多秀家の家臣だった明石全登(小林顕作)が訪ねてくる。
大坂城で徳川家康(内野聖陽)を相手に戦ってもらいたいと信繁に懇願する。
信繁は断るが、そこに現れたのは…。
そして豊臣秀頼(中川大志)と茶々(竹内結子)が苦境に立たされていることを知った信繁に、きり(長澤まさみ)は…。
大きな決断を迫られた信繁は、息子の大助(浦上晟周)を呼び、くじを引けと迫る。
NHKオンラインより、詳しくは元のページをご覧下さい。こちらクリック。
【見どころ】
いよいよ最終話に入る、大河ドラマ「真田丸」。39回放送後の予告編はみさなまご覧になられたでしょうか?年末にかけて本当に楽しみですよね。
それで、そのきっかけの次週・第40回「幸村」です。
真田丸の放映がスタートしたころは、現代人の我々においては浸透して有名な「真田幸村」の名前でなく、当時の歴史資料に基づいた「真田信繁」という名前で物語がすすむということで、何か今までにない真田幸村像が見れるのではないかという期待に胸を膨らませたものです。
実際その通りになったわけですが、いよいよ、信繁から幸村に覚醒していく次週、そこにいたるまでの苦悩や迷いを等身大のリアルな一人の人間として描かれるということでしょうか?
信繁や幸村といった名に関しての関連記事は、
真田左衛門佐(さなださえもんのすけ) ~信繁と幸村 その名の由来と官位~
そして、秀頼からの信繁(幸村)への使者として宇喜多秀家の家臣だった明石全登の他に、もう一人、なんと片桐且元が九度山に直接あらわれるようです。この時期の且元は豊臣家のために奔走するも家康の術中にはまってしまい、あげくのはてには豊臣方から疑いをかけられてしまうという、散々な目にあっています。ドラマに登場するかは不明ですが、大坂の陣の直接的なきっかけを与えてしまったと言われる方広寺鐘銘事件はこの頃の出来事。
なにせ、「国家安康」の一文を書いた臨済宗の僧・清韓に、そのお願いをしたのが片桐且元なのです。
細かな方広寺鐘銘事件のついての考察はこちら、
いよいよ、九度山を脱出。大坂城に入場し大坂冬の陣、「真田丸」での戦いへと突き進むことになる真田信繁、改め「真田幸村」。
父・昌幸譲りの軍略家として勇名を馳せることになるこの人物は、やはり重大な決断を下さねばならない時、その父と同じように「くじ引き」で決めるようなのです。
しかも、息子に引かせます。
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