sanada139– Author –
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伊達政宗~その半生と野望・秀吉臣従まで~
真田丸を楽しむポイント
コンプレックスに悩んだ少年時代 永禄10(1567)年、父・輝宗と母・義姫(保春院)の間に、伊達家の嫡男として米沢城に生まれたとされる政宗。幼名は梵天丸と言いました。 4歳(※諸説あり)のころに天然痘を患ったせいで右目を失明。そんなこともあってか、幼少のころは気弱な性格であったと伝わっています。 そして、政宗が8歳のころに弟・... -
豊臣秀次と秀勝、秀保。その父・弥助。
豊臣家の人々
叔父・秀吉が出世、天下人となったことでその運命を翻弄された兄弟とその父親。かれらの人生とはどのようなものだったのでしょうか。 父・木下弥助(三好吉房) 秀吉(木下藤吉郎)の姉・とも(瑞龍院・日秀尼)を妻として、その間に秀次、秀勝、秀保をもうけました。弥助の出自については諸説あり(というか記録が残っていない)、馬... -
第25回「別離」
真田丸ストーリー
NHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第25話「別離」 天正18(1590)年北条家が滅亡し、名実ともに天下統一を成し遂げた豊臣秀吉。その翌年、お捨は「鶴松」と名を改め、三歳を迎えます。しかし、病となり重篤な状態になってしまうのでした。 その鶴松がいる淀城は、古くからあった城を茶々の産所として修復したもの。この城には絶えず見... -
宇喜多秀家
豊臣家の人々
元ジャニーズの高橋和也さん演じる、宇喜多秀家。同じく岡本健一さん演じる、毛利勝永も配役が発表されており、中年世代には懐かしい「男闘呼組」の共演が地味に実現しています。(岡本健一さんは現在もジャニーズ事務所・所属)。真田丸での宇喜多秀家は、どんな些細なこともおろそかにしない、熱血漢。「大坂城の松岡修造」となるらしく、... -
毛利勝永
大坂の陣(豊臣方)
牢人五人衆のうちのひとり、毛利勝永 大河「真田丸」では岡本健一さん演じる毛利勝永。(今回の大河では初のジャニーズ登場?)大坂城に入城した牢人(浪人)のうち、元大名、もしくは大名格のものを「大坂五人衆」と呼び、勝永はその中の一人にあたります。 ※余談ですが、浪人(ろうにん)はもともと、戸籍に登録された地を離れて他国を流浪... -
片倉景綱(小十郎)
真田丸を楽しむポイント
伊達政宗の近習となり、のち軍師的役割を務めたとされる伊達家の重臣。景綱の姉、喜多は政宗の「乳母」を務めた人物。 片倉景綱の通称「小十郎」は、景綱に始まる仙台藩・片倉氏の代々の当主が踏襲して名乗る名称です。 政宗の軍師・片倉小十郎景綱 景綱が参戦した合戦には、 天正13(1585)年 人取橋の戦い 天正16(1588)年 郡山... -
氏政、徹底交戦の理由~北条氏政③~
真田丸を楽しむポイント
歴史上、初の戦国大名とも言われる、後北条氏の初代・北条早雲(伊勢宗瑞)から始まる、関東・北条家。 群雄割拠、戦乱の最中にありながら100年にわたり、民を慈しむ善政をしく国家を建設しました。 その北条家も5代氏直(実質的支配者は氏政)の時代、秀吉に滅ぼされてしまいます。その際には、講和派であったと言われる当主・氏直と、あく... -
千利休、切腹の謎
真田丸を楽しむポイント
切腹を命じにきた秀吉の使者に対して、全く動じず利休は静かに口を開いて言ったといいます。 「茶室にて茶の支度が出来ております」。 しかし、切腹を命じられた真相については諸説あり、本当のところはわかっていません。 一般的に言われている説には、 ● 秀吉が利休の娘に近待するよう要求したが拒否されたという説 ● 利休が秀吉... -
宇都宮仕置
真田丸を楽しむポイント
天正18(1590)年7月。小田原征伐を成功させ、天下統一を遂げた秀吉が関東および奥州の諸領主に対して行った戦後処理(奥州仕置とも)を言います。源頼朝が鎌倉幕府を樹立した際、宇都宮大明神に奉幣し奥州を平定したことに倣ったものとも言われます。※秀吉は頼朝を天下友達と称した言われ、小田原征伐の際には鎌倉の鶴岡八幡宮を参拝。頼朝... -
第24回「滅亡」
真田丸ストーリー
NHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第24話「滅亡」 信繁の腕を取り、蔵に身を隠す小山田茂誠。(松が行方不明になった後、小山田家の縁を辿って北条家に拾われていました。) 数年ぶりの再会を果たす二人ですが、松の無事を伝える間もなく、板部岡江雪斎に急がされて氏政のいる奥へと進む信繁でした。 氏政と対面、降伏を説得す... -
伊達男・伊達政宗の白装束
真田丸を楽しむポイント
小田原征伐への遅参(ギリギリまで様子見) 天下人への地位を固めていた豊臣秀吉は、東北で勢力を強める伊達政宗に対して、小田原征伐に加わるよう要請します。 ところが政宗はなかなか参上せず、なんと半年も遅れてしまいました。 これはたいへんまずい状況。 しかし政宗は、まず詰問に来た前田利家に「陣中にいる千利休殿に茶の湯の教えを... -
小田原征伐と真田家~信幸の忍城攻め~
真田丸を楽しむポイント
天正17(1589)年11月10日、秀吉は北条氏の征討戦に向けて、諸大名に知行石高を基準にした軍役動員を示したと言われています。これによると、当時の真田家の兵力動員数は3000人と規定されたことになります。 徳川の与力という位置づけの真田でしたが、「案内者」として上杉景勝、前田利家、依田康国とともに北国衆に編成され、天正18年、3月... -
第23回「攻略」
真田丸ストーリー
NHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第23話「攻略」 いよいよ、北条攻めが秀吉の天下の軍によって行われることとなりました。 その大軍勢の陣立てを任されるのは石田三成。持てるだけの知識を駆使し、諸大名が集合する軍議にでます。 三成の采配は、総大将に近江中納言秀次(豊臣秀次)、その後見役に徳川家康。軍勢を二手に分け、秀次の... -
玉・細川ガラシャ
その他、気になる登場人物
大河・「真田丸」橋本マナミさんが“正妻”役で出演決定 明智光秀の娘で、後に大名・細川忠興の妻となった玉(細川ガラシャ)。カトリック信者としても知られる、たいへん有名な戦国時代の女性にひとりではないでしょうか? そんな玉を演じる橋本さん。大河ドラマは『武蔵 MUSASHI』(2003年)以来の出演です。 「愛人キャラ」が売りの彼女を、まさ... -
第22回「裁定」
真田丸ストーリー
NHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第22話「裁定」 『真田丸』沼田裁定の幕開け! 判事役・秀吉が下す判決は… 前回放送の第21話で、秀吉(小日向文世)は嫡男・お捨てのために一刻も早く戦から退きたいがため、北条氏政(高嶋政伸)に上洛を求めます。 しかし、その条件として沼田領を引き渡すよう迫る北条。 そして自らの領地を勝手に... -
第21回「戦端」
真田丸ストーリー
NHK大河ドラマ「真田丸」ストーリー紹介 第21話「戦端」 上洛しない北条にいらだつ秀吉 秀吉・家康・三成。 天下統一を急ぎたい秀吉に対して、今はまだ力をためる時と反対する三成。家康も戦を回避したい様子が見て取れます。 しかし、いまだ服従しない北条、そしてその後は伊達と臣従させれば、あとは自ずと秀吉になびき天下統一が叶... -
猪俣邦憲(くにのり)
武将列伝
北条家に代々仕えた一族、富永氏に生まれ、猪俣氏に養嗣子として入った以後は、猪俣邦憲(くにのり)を名乗りました。 北条氏政の弟・氏邦に仕え、上野(こうずけ)侵攻の先鋒として出陣。後に氏邦から箕輪城代、次いで沼田城代に任じられています。(※邦憲と呼ぶのはこの頃から) 昌幸の叔父・矢沢頼綱に負けた猪俣邦憲 激動の天正10... -
名胡桃城主・鈴木重則(主水)
真田家臣団
名胡桃城事件で切腹 鈴木主水(もんど)とも呼ばれる真田家臣。鈴木重則。 天正17年(1589年)に秀吉の裁定によって解決した沼田領問題。 その際、真田領としての存続を認められた、名胡桃城の城主になります。 しかし、いったんは解決をみた沼田領問題でしたが、和議を反故にして謀略を仕掛けてきた北条家臣の猪俣邦憲によって、名胡桃城は... -
歯抜け顔の河原綱家
その他、気になる登場人物
河原綱家の父・隆正の妹は、真田幸隆(昌幸のお父さん)に嫁いで、信綱・昌輝・昌幸・信尹(※信尹は異説あり)らを産みました。 つまり、大河・真田丸で言うところのばば様(恭雲院)にあたります。 真田丸を毎週見ていて、思うこと。 (今日は2016年5月31日です。) オープニングのクレジットで、かなり高い頻度で見かける「河原綱家... -
沼田領裁定
真田丸を楽しむポイント
北関東の要衝でもある沼田城。軍事上の重要拠点として、上杉氏・後北条氏・武田氏といった諸勢力の争奪戦の的となりました。武田氏の滅亡、そして本能寺の変後は真田信幸の支配城として、後北条氏とこの地を争うことになります。 ※北条氏との争いに至る経緯の詳細は、下記をご覧下さい。 ●昌幸がこだわった沼田領、その攻略戦 ●本能寺の変後... -
信繁の母・薫(山手殿)は公家の娘ではなかった?
真田丸を楽しむポイント
高畑淳子さんが演じる信幸・信繁の母親・薫(山手殿)。 真田丸では京の公家出身で昌幸に嫁いだという設定。でてっきり進行するのかと思いきや、まさかの・・・という興味深い展開になりそうな気配です。 薫(山手殿)については、以前の投稿記事(こちらクリック)にも詳しく解説していますので、よろしければあわせてご覧下さい。 ... -
秀次の切腹に新説!
真田丸を楽しむポイント
従来の通説について それまでは豊臣の後見者を目される立場であったにもかかわらず、秀吉から切腹を命じられ、やがて粛清されたとされる豊臣秀次。その理由としても、謀反説、石田三成讒言説、悪逆説・悪行説(殺生関白)、確執説など、様々なものがありはっきりしません。 秀次というと前述の殺生関白のイメージに加え、凡庸ないしは無能な... -
北条氏直
武将列伝
伝説の武将、北条早雲、武田信玄の血を引いた戦国のサラブレッド 後北条氏の第5代当主、北条氏直。父は北条氏政、母は武田信玄の娘・黄梅院。父と共に後北条氏最大の版図を築き上げた戦国武将。 武田氏遺領争いとなった徳川との天正壬午の乱では、滝川一益敗退後、北条に帰参していた真田昌幸や木曾義昌が離反。家康方の依田信蕃のゲリラ活動... -
たか・隆清院(信繁の側室)
豊臣家の人々
秀次の娘・たかは、信繁の3人目の妻 5月22日、真田丸の新たなキャストが発表になりました。配役は岸井ゆきさんで、秀次の娘・たか役。信繁の3人目の妻ということになるようです。新たな説などを積極的に使用して、今までにない大河ドラマを展開している感のある真田丸。この新しいキャスティングは、さらに新たな切り口を予感させると思いま... -
黄金の邸宅・聚楽第
真田丸を楽しむポイント
竣工後わずか8年で取り壊された、伝説の城 ※聚楽第(じゅらくてい、じゅらくだい、とも) 現在の京都府京都市上京区に秀吉が建てた政庁・邸宅・城郭のことを言います。建物には金箔瓦が用いられ、白壁の櫓(やぐら)や天守のような重層な建物を持つ姿が「聚楽第図屏風」などに描かれ、その姿は豪華絢爛そのものでした。1586年(天正14年)2月...


